慶佐次ウッパマビーチ

慶佐次ウッパマビーチ

これぞ秘境。本当は教えたくないビーチ

ウッパマビーチという名称のビーチは沖縄で2箇所あります。

沖縄県国頭郡の”今帰仁村”と”東村”にそれぞれウッパマビーチがありますが、
こちらは”東村”の慶佐次という地域にある慶佐次ウッパマビーチのご紹介。

沖縄本島北部にあるこの慶佐次ウッパマビーチは東海岸のビーチ。
場所的に穴場スポットで、オフシーズンではほぼ人を見ない。

すえいろ
沖縄本島の東海岸でも群を抜くほど綺麗なブルーのビーチ

ビーチ概要

駐車可能台数は8台程度と少ないですが、停車幅が広く大きな車でもゆったり停めることができます。
オフシーズンにはガラガラですが、オンシーズンの特に週末では満車になる事も。
管理されていないビーチとなるので監視員やクラゲ防止ネットなどはなく完全にフリーなビーチとなります。
人も少ない穴場ビーチですので、静かにのんびり過ごされる方が多い印象です。
BBQでの利用など制限はありませんが、ゴミや炭などは確実に持ち帰りましょうね。

駐車できる台数は少なめ

慶佐次ウッパマビーチの駐車場

慶佐次ウッパマビーチには駐車場があります。

ビーチに直結する位置に駐車場があり、実際にはウッパマ公園の駐車場ですが駐車可能台数はおおよそ8台と少ないです。
うっすら駐車線が見えますが車幅は割と広めにとられているので大型車でも停めやすい駐車場です。
駐車場のすぐ隣がビーチなのでアクセスは最高です。
荷物があっても移動が楽でしょう。

駐車利用は無料で、時間に関係なく自由に出入りできます。

駐車できる台数が8台と少ないため、ハイシーズンや土日祝には満車になることも。
キャンプする方も居るので朝来ても埋まっているなんてこともあります。

そのため付近の道路沿いに路上駐車する方もいますが、近隣に住む方、畑の所有者、駐車場の往来の際に邪魔になるなど多くの迷惑行為に繋がる可能性がありますので駐車場外に停める際は迷惑行為とならないようにご注意、ご配慮くださいね。

写真で見えるの茂みの中央がトンネル状になっており、海へ抜ける入り口があります。

シャワーや更衣室、トイレなどの施設

慶佐次ウッパマビーチのトイレ

慶佐次ウッパマビーチには駐車場のすぐ隣にお手洗い(トイレ)とその反対側にシャワー室があり
駐車場にもビーチにも近いため、とても便利に利用できます。

お手洗い(トイレ)は上記写真のように男女共に一つずつ大きめの室内で多目的トイレのようになっています。

ただ、常に清掃されている様子ではないので当然ですが清潔感は感じず少し悪いです。
人によっては状態によって利用できない気持ちになるかもしれません。

個人的には清潔感は問題なかったのですが、虫が気になりました。
とはいえ沖縄の野外トイレで虫を見かけるのはしょうがないですね。どのビーチでも大体居ます💦

シャワー室と更衣室

お手洗い(トイレ)と同じ建物の裏側にシャワー室があります。

慶佐次ウッパマビーチのシャワー室

裏手に回らないと分からないので気づかない方もいるかもしれません。

シャワー室は男女別でそれぞれ3室あります。
こちらはお手洗い(トイレ)とは違い清潔感はあります。
常に誰かが利用して水が流れているからでしょうね。

室内の天井には天窓があり、昼間は光が差すのでとても明るいです。
夜利用する方はいないとは思いますが夜はちょっと怖いかも💦

シャワー室はそれぞれ個室で鍵がかけられるようになっています。

慶佐次ウッパマビーチのシャワー

シャワー室内は写真のように清潔感と昼間は明るさがあります。
安心して使える印象です。

料金は一回100円で利用時間の明記が消えていたので不明ですが、おそらく3分か5分の時間帯だと思います。

お湯は出ず、水シャワーです。夏場は問題ないですが、オフシーズンでは冷たいです。

小銭(硬貨)しか入らず、この近辺に自販機もないので利用される方は事前に100円玉を数枚用意しましょう。
更衣室がありませんので、このシャワー室に着替えとタオルを持ち込んで同時に済ませるスタイルになります。
棚もありますので、荷物置きとして使えるスペースがあります。

入り口を抜ければ琉球松と青いビーチ

琉球松とビーチ

駐車場からアダンが茂るトンネルの入り口を抜けるとこの景色に辿り着くのですが
私は最初訪れたときだけでなく、何度見ても感動します。

防風林としても効果のある琉球松。
意外にもこの琉球松が見られるビーチはそうそう多くないかもしれません。

松とビーチ、なかなか風情ある組み合わせですね。
その琉球松の背景には空よりも青いエメラルドな海が広がっています。

さらにこの写真を撮影した時期は冬。
夏には更に美しく青い空とビーチが広がることかと思います。

慶佐次ウッパマビーチの魅力

慶佐次ウッパマビーチの魅力

この海を見ればもう行きたくなりますよね!

まさにそれが魅力です。
と、それ以上にもう少し深堀りしていくのがこの沖縄ビーチマスター。
もっと魅力をお伝えしていきましょう。

その1「人がいない」

ここは人が少ないビーチなのです。
完全に穴場スポットです。

まだ紹介があまりされていない、ガイドブックなどにも載っていないという事もありますが
一番の理由はアクセスでしょう。

慶佐次ウッパマビーチは周りに何も無く、かつ場所的にも辺鄙な位置にあります。
ここまで来るにも時間もかかりますし、途中観光するような場所もありません。

なのでここで時間を使う方はほとんど地元、もしくは県内に住んでいる方が多い印象です。
観光客はほとんど見ません。
訪れたとしても撮影とビーチをぐるっと見て帰ることが多い印象です。

その2「木陰がある」

このポイントを重視する方はまさにビーチ通かもしれませんが、慶佐次ウッパマビーチには木陰があるのです。
沖縄の日差しは年中強く、冬季でも夏のように日焼けします。

そのため、ビーチで長い時間過ごすには日陰が無いとほぼ無理な状態が多く、日陰がない場合、もしくは場所が埋まっている際はビーチテントなど小さいポップアップテントを用意して来る方も多いです。

慶佐次ウッパマビーチは前述の通り人が少なく穴場ビーチなので、木陰が空いている場合も多いです。
2〜3箇所あります。

その3「キャンプができる」

北部は管理されいないビーチも多く、制限がないビーチが多いです。
この慶佐次ウッパマビーチも同じく規制がないためキャンプすることができます。

駐車台数は少ないですが、駐車スペースは広いので荷物が多かったり、大きい車で来ても安心できます。

ただし、マナーが悪いと規制されますので、ゴミは確実に持ち帰る、炭は絶対に捨てない・埋めない・持ち帰る、過ごすために破壊行為をしない等、自然を利用させていただく上でそのまま残すためにも利用される方は配慮をお願いします。
沖縄ではキャンプやバーベキューなど利用後のマナーが悪い方も多く、ゴミや炭を捨てていく方が目立つのがとても残念です。
私も数多くのビーチを回っていますが炭はほんとよく見ます。風化しないですからね。(厳密には風化しますがとても時間がかかります)

その4「感動するほど綺麗な海」

もうすでに幾つか述べてますが、海の色が凄く、遠浅で、エメラルドブルーな海が広がっています。

慶佐次ウッパマビーチは沖縄本島でも東海岸沿いのビーチ。
東海岸のビーチは意外にも北部には少なく、更にはここまで綺麗に見えるのは沖縄本島の東海岸沿いでも上位にランクインするほどではないでしょうか。

海の透明度

慶佐次ウッパマビーチの透明度

基本的には透明度はとても高く、写真のように透けてみえるほどの透明さがあります。

ただし、この透明度は波の状況、潮位の変化で変わりますのでタイミングによっては濁っていたなんてこともあるのですが慶佐次ウッパマビーチはそこまで濁るといったような印象はありません。

透明度悪いかな〜と思う時はありますが濁っているというような場面は台風や大荒れのタイミング以外では無いくらいの綺麗な海です。

一番綺麗に見えるタイミングはお昼過ぎ12:00〜14:00辺りが一番綺麗に見える時間帯です。

潮位によっても見え方は異なります。干潮以外がおすすめ。

岩場に注意

慶佐次ウッパマビーチの岩場

入って右側と左側にはこのように岩場があります。
特に海に向かって右側に多いのですが沖縄本島の東海岸ではこのように岩場のある海岸が多いです。

慶佐次ウッパマビーチも例外ではなくこのように岩場が多くあるので注意が必要となります。
風の強い日、波が荒れているとき、流れが早いときなど遊泳の際には流されたり打ち付けたりする可能性も高まりますのでご注意ください。

この辺りはオフシーズン中で釣りをしてる地元の方もちらほら。

右側から見るとこのような全体像

岩場から奥へと慶佐次ウッパマビーチの全体像は下記の写真となるのですが意外とコンパクトなビーチ。グレーに見える小石のようなものは漂着した軽石です。

慶佐次ウッパマビーチ

奥に見える岩場が入って左側にある岩場となります。

更にその奥のポイントが人気なようでそこで遊泳する方も居ます。
正面だと目立ちますし、入り口から少し入った場所だと目立ちにくいという印象もあるからかもしれませんね。

周辺のスポットや食事・宿泊施設

前述のように周辺に商業施設や飲食店などが無いのがメリットでもデメリットでもある慶佐次ウッパマビーチですが、実は駐車場の道を挟んで反対側すぐに下記の宿泊施設でも紹介しているやんばるロハスさんが運営する「ウッパマ倶楽部」で飼育されている馬や羊、ニワトリなどが見られます。

先日行ったときは羊がむしゃむしゃ食事している様子に癒やされました笑

少し進めばヤンバルンチャーが

慶佐次ウッパマビーチから少し北へ向かえば沖縄どきどきツアーズが運営するヤンバルンチャーがあります。
「ヤンバルンチャー東村店」になりますが、ここでは下記のようなとっても楽しいアクティビティが楽しめます!

  • バギーアドベンチャー
  • ジップラインアドベンチャー

バギーアドベンチャーはやんばるの森や農村内をバギーで探検するアクティビティで、4歳からであれば乗ることができます。
子供も大人も楽しめるツアーです。
料金は大人で6,500円/60分となっています。

ジップラインアドベンシャーはやんばるの森を繋ぐレールを滑り降りるツアーで、森の中を空中散歩できます。
料金は大人で5,500円/90分/5本となっています。

※価格は変動する事がありますので、ヤンバルンチャーのWebサイトで確認してくださいね。

宿泊施設「やんばるロハス」

慶佐次ウッパマビーチのすぐ近くに宿泊施設やんばるロハスがあります。

まず最初に言いますが、ここは絶対泊まりたくなる場所です!
一風変わった最高のリゾート感、自然との一体感、一日二組限定の静かな空間。

まだガイドブックや紹介サイトが少なく穴場的な存在。
沖縄北部でゆっくりしたい方にはおすすです。

自然豊かなやんばるの森と海に囲まれた2000坪のプライベートリゾート。
日常を離れてただゆっくりと、自然とともに、動物たちとともに過ごしてみませんか?
あなただけの極上の休日がここにあります。
〜やんばるロハスの過ごし方より〜

2泊以上からという条件がありますが(時期によっては1泊からになる場合も)
1泊8,640/1人〜とかなりリーズナブル。

この価格でこの自然と静けさを体験できるなら絶対一度は泊まってみたくなりますよね!

下記から予約と詳細が見れますので気になった方は参考にしてみてください。